

3月20日(木)
|鎌倉市
【鎌倉逍遥塾〜日本型リベラルアーツの探求〜】「鎌倉 極楽寺を創建した忍性の生き方」と「古代ギリシャの政治と宗教」から考える、政治と宗教のあり方とは?」
現代社会の分断が深まる中、過去の知恵から学ぶことが求められています。古代ギリシャでは神話と民主政が交錯し、多様な価値観を受け入れながら社会が築かれました。一方、日本では八百万の神々の概念が根付き、鎌倉時代には武士政権とともに仏教や神道が融合しました。本勉強会では、アリストテレスの思想を学ぶ「東京逍遥塾」の塾長、元岡山大学副学長の荒木勝氏を迎え、鎌倉の極楽寺を創建した忍性の政治と宗教の関わりを古代ギリシャと比較し、現代に活かす可能性を探求します。
日時・場所
2025年3月20日 15:30 – 18:00
鎌倉市, 日本、〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1丁目10−5 鎌倉生涯学習センター
参加者
イベントについて
【鎌倉逍遥塾 講演会〜日本型リベラルアーツの探求〜】
「鎌倉 極楽寺を創建した忍性の生き方」と「古代ギリシャの政治と宗教」から考える、政治と宗教のあり方とは?」
現代社会は分断と対立が深まり、多くの人が「これからの社会はどこへ向かうのか?」と模索しています。そんな今だからこそ、私たちは過去の叡智に学び、新たな視座を得る必要があるのではないでしょうか。
古代ギリシャでは、民主政の発展と宗教的世界観が交錯する中、多様な価値観を受け入れながら社会が築かれてきました。その神話の世界では、人間と神々が密接に関わり、社会の秩序を形作る思想が根付いています。
一方、日本には八百万の神々の概念があり、森羅万象に宿る神々と共に生きる精神が育まれてきました。鎌倉という場所もまた、海と山に囲まれた自然豊かな環境の中で仏教や神道の思想が育まれ、鎌倉時代には武士政権の成立とともに禅や浄土思想が広まり、政治と宗教が新たな形で融合しました。
鎌倉に息づく仏教や神道の思想と、古代ギリシャの宗教観との共通点や相違点を探求することで、私たちは『古代ギリシャの神話と政治』のあり方から何を学び、それを現代にどう活かすことができるのでしょうか?
この度、西洋哲学の祖・アリストテレスの思想を深める学びの場として知られる**「東京逍遥塾」**より、岡山大学の元副学長・荒木勝先生を鎌倉にお迎えし、古代ギリシャの宗教と政治について、アリストテレス、そして鎌倉の宗教と関連づけながら講演していただくことになりました。
特に今回は、鎌倉仏教の中でも特に極楽寺を創建し、福祉事業を展開した忍性の宗教性と政治の在り方と古代ギリシャとの比較にも注目した講演をして頂きます。